~まめ知識~ 玄冬 ~まめ知識~ 玄冬

1 書道用紙

半紙 幅24.2cm×長さ33.3cm
半切(はんせつ) 幅34.8cm×長さ136.3cm
全紙(ぜんし) 幅70.0cm×長さ136.3cm
二×八(にはち) 幅60.6cm×長さ242.4cm〔2×8尺〕
三×六(さぶろく) 幅90.9cm×長さ181.8cm〔3×6尺〕
聯落(れんおち) 幅53.0cm×長さ136.3cm
美濃版紙(みのばんし)[石川書研選定] 幅27.2cm×長さ39.2cm
書初め用紙[石川書研選定] 幅21.5cm×長さ80.0cm

書道用紙

2 署名

○○書(かく)

作品を自由に書く、いわゆる創作による作品の場合に用いる。

○○臨(りん)

古典や古筆などの作品をお手本として臨書した場合に用いる。

3 落款(らっかん)…落成款識(らくせいかんし)の略語

落款(らっかん)

関防印(かんぼういん)

書画の右肩に押して書き始めの印とした長方形の印章で、自分の好きな言葉や成語などを押印する。引首印(いんしゅいん)ともいう。

遊印(ゆういん)

余白を引き締めたり自由に押す印で、成語や模様、図柄など自由に押印する。

姓名印と雅印(がいん)または雅号印(がごういん)

作品の作者を示す印として、①本名②雅号を縦に並べて押印する。

4 表装(ひょうそう)

額装

書画を額に納めたもの。軸装に比べて若干値段が高く、また保管するための広い空間も必要となる。

軸装

紙や布に書(描)かれた書画を掛け軸の形に仕上げること。巻き上げることにより小さく収納することが出来る反面、作品が傷みやすいという難点がある。

書き流し

表装をしないこと。書きまくりともいう。

5 運筆(うんぴつ)あるいは筆路(ひつろ)

運筆(うんぴつ)あるいは筆路(ひつろ)

起筆(きひつ)

筆を紙面につけて点画を描き始めることをいう。始筆(しひつ)や落筆(らくひつ)ともいう。

送筆(そうひつ)

起筆を終えてから終筆に至るまでの筆遣いをいう。

収筆(しゅうひつ)

点画の終わりで、送筆を終えた運筆の終わり。終筆(しゅうひつ)ともいう。

6 書の歴史(主な作品や作者など)

日本史 主な作品:高野切(こうやぎれ)作者:紀貫之

[平安時代初期の三筆]

  • 灌頂記(かんじょうき)空海
  • 李嶠詩(りきょうのし)嵯峨天皇(さがてんのう)
  • 伊都内親王願文(いとないしんのうがんもん)橘逸勢(たちばなのはやなり)

中国史 主な作品:蘭亭序(らんていのじょ)作者:王羲之(おうぎし)

[初唐の三大家]

  • 孔子廟堂碑(こうしびょうどうのひ)虞世南(ぐせいなん)
  • 九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんのめい)欧陽詢(おうようじゅん)
  • 雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)褚遂良(ちょすいりょう)

7 その他(用語録)

揮毫(きごう)

毛筆で言葉や文章を書くこと。「毫(ふで)を揮(ふる)う」が語源である。

筆耕(ひっこう)

横断幕や賞状などに手書き文字を書くこと、またはその職業をいう。

条幅(じょうふく)

作品形式の一つで、壁などに掛けて鑑賞するための書きものことで、展覧会などで最も多く使用されており、俗に掛け軸などとも呼んでいる。

文房四宝(ぶんぼうしほう)

書道における文房具の中でも特に重要な「筆」・「墨」・「硯(すずり)」・「紙」のことをいう。もともと中国が発祥で、文房四玩あるいは文房四友、文房四侯ともいう。

〔出典・参考文献〕
Wikipedia 『書道用語一覧』 ウィキメディア財団
『毛筆書写技能検定の手びきと問題集』 一般財団法人 日本書写技能検定協会

石川県キャラクター たまひめちゃん